正直、疲れました〜(A;´o`)=3 フゥ
多くの方のご参加をいただき、また、会場のホテル、協賛企業の皆様など多くの方々のご協力で、年次学会を盛況裏に終了できました。ありがとうございました。
プログラムの内容や学会運営などにつきまして、いろいろとご意見もあるかと思います。
学術を中心とした内容につきましては、他の団体が実施する学会等の方が充実しているかもしれません。しかし、日本小動物獣医師会は学術のみを行う団体ではありません。
年次学会も「動物達と社会」「獣医師・獣医学と社会」の関係を一般市民の方も交えて考えていくことが目的の一つです。
今回の年次学会では、身体障害者補助犬とそのユーザーの方々を啓発活動のためにお招きいたしました。会場のホテルは、設備も従業員の方々もすばらしいホテルで、 快く迎えてくださいましたが、実際に宿泊していただきますと車いすのユーザの方にはご不便を感じる点もあったようです。しかし、それはマイナスの事ではなく、考える機会を提供できたことは、有意義だったと思います。その他にも動物や動物の診療に関連する法律的な問題を解説した獣医事問題Q&A、カプノサイトファーガやコリネバクテリウムなど新たに知られて来た人獣共通感染症についての講演、動物看護師の意見交流の場となる動物看護学会議、動物介在教育の意見交換や交流の場となる学校飼育動物担当者情報交流会などもそのような目的で開催されているプログラムです。
身近な小さな命を預かる私達、小動物臨床獣医師には、知識や技術はもちろん大切ですが、社会との関わりを大切にし、命の大切さや動物への理解を深めていただくことも重要な仕事だと考えています。
今後も、このような日本小動物獣医師会の活動にご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、本会の山本精治会長は、年次学会当日に体調を崩し入院いたしました。幸い1週間程の加療で退院出来る見通しと聞いております。
前日も深夜まで会議や準備に追われ、心身の疲労が重なったためと思われます。
ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。
年次学会の成功を誰よりも考えていただけに、会長も悔しいと思います。
土壇場で司令塔を欠く事となった我々役員ですが、会としては危機とも言えましたが、それぞれの責任をしっかり果たし、結束して年次学会を運営いたしました。
危機に際して、結束して事に当たる事ができる、それも日小獣の良さであり、今後の様々な活動にも生かされる事と思います。
JSAVA NEWS速報版は、今後も日小獣の様々な活動をリアルタイムでお知らせする場としていきたいと思っております。今後も注目していただきたいと思います。
学校飼育動物担当者情報交換会、動物看護学会議資料 |