2010年8月30日月曜日

2010年年次学会を終えて

年次学会を終えて、今日からまた診療に戻ります。
正直、疲れました〜(A;´o`)=3 フゥ

多くの方のご参加をいただき、また、会場のホテル、協賛企業の皆様など多くの方々のご協力で、年次学会を盛況裏に終了できました。ありがとうございました。
プログラムの内容や学会運営などにつきまして、いろいろとご意見もあるかと思います。
学術を中心とした内容につきましては、他の団体が実施する学会等の方が充実しているかもしれません。しかし、日本小動物獣医師会は学術のみを行う団体ではありません。
年次学会も「動物達と社会」「獣医師・獣医学と社会」の関係を一般市民の方も交えて考えていくことが目的の一つです。
今回の年次学会では、身体障害者補助犬とそのユーザーの方々を啓発活動のためにお招きいたしました。会場のホテルは、設備も従業員の方々もすばらしいホテルで、 快く迎えてくださいましたが、実際に宿泊していただきますと車いすのユーザの方にはご不便を感じる点もあったようです。しかし、それはマイナスの事ではなく、考える機会を提供できたことは、有意義だったと思います。その他にも動物や動物の診療に関連する法律的な問題を解説した獣医事問題Q&A、カプノサイトファーガやコリネバクテリウムなど新たに知られて来た人獣共通感染症についての講演、動物看護師の意見交流の場となる動物看護学会議、動物介在教育の意見交換や交流の場となる学校飼育動物担当者情報交流会などもそのような目的で開催されているプログラムです。
身近な小さな命を預かる私達、小動物臨床獣医師には、知識や技術はもちろん大切ですが、社会との関わりを大切にし、命の大切さや動物への理解を深めていただくことも重要な仕事だと考えています。
今後も、このような日本小動物獣医師会の活動にご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、本会の山本精治会長は、年次学会当日に体調を崩し入院いたしました。幸い1週間程の加療で退院出来る見通しと聞いております。
前日も深夜まで会議や準備に追われ、心身の疲労が重なったためと思われます。
ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。
年次学会の成功を誰よりも考えていただけに、会長も悔しいと思います。
土壇場で司令塔を欠く事となった我々役員ですが、会としては危機とも言えましたが、それぞれの責任をしっかり果たし、結束して年次学会を運営いたしました。
危機に際して、結束して事に当たる事ができる、それも日小獣の良さであり、今後の様々な活動にも生かされる事と思います。

JSAVA NEWS速報版は、今後も日小獣の様々な活動をリアルタイムでお知らせする場としていきたいと思っております。今後も注目していただきたいと思います。


学校飼育動物担当者情報交換会、動物看護学会議資料

2010年8月29日日曜日

2010年年次学会は盛況裡に無事終了いたしました。

全てのプログラムが無事に終了いたしました。
エコー実習は皆さん終了時間を過ぎても熱心に取り組んでいらっしゃいました。

多くの獣医師の先生方、動物看護師、一般市民の皆様方にご参加いただき、
無事に終了することができました。
心よりお礼申し上げます。
またご協力いただいた皆様、ご協賛いただいた企業の皆様にもお礼申し上げます。

C.W.ニコル氏講演終了

市民公開講座のC.W.ニコル氏の講演が終了いたしました。
終了後、著書の販売とサイン会が行われました。
ユーモアを交えた感動的なお話で、好評でした。
多数ご参加いただき、ありがとうございました。


整形外科実習開催中!

講師の先生の説明の後、模型を使用した整形外科実習が行われています。
写真は講師の先生の指導のもと、プレート固定の実習が行われている様子です。

ニコル氏の講演、ただ今開催中

C.W.ニコル氏の「自然と共に生きる」と題した講演がただ今行われています。
ご自身の体験して来た事を通して自然のすばらしさを伝えてくださいます。

実習もはじまりました。

内科実習は、胸部・腹部の超音波検査の実習です。
参加した先生方は皆さん熱心に取り組まれてました。

※内科実習には、実行委員の先生の愛犬など、犬達も協力してくれていますが、動物看護師が優しく保定するのみで、麻酔などは行っておりません。
また、犬達に負担のかからないよう、休憩させたり、交代させたりしながら行っております。 皆良い子で協力してくれていました。





C.W.ニコル氏到着!

市民公開講座として講演していただく、C.W.ニコル氏が会場に到着されました。

年次学会第2日目開催中!

各プログラムとも盛況です。
講演会場

企業展示会場も盛況です。
 会場内の「ル・ジャルダン」では、コーヒーやその他飲物が無料提供されています。
また、ポスター展示も行われています。
ポスター展示が行われているル・ジャルダン

たくさんのご参加、ありがとうございます。
まだまだたくさんのプログラムが準備されております。
お楽しみに。

獣医事問題Q&A

年次学会2日目が始まりました。
朝早くから多くの方がご参加いただいています。





日小獣顧問弁護士による獣医事問題Q&Aも朝9時からのスタートにもかかわらず多くの先生方にご参加いただいています。
講演する小堀弁護士

ウエルカムパーティー

今日は年次学会2日目。今日もよい天気で暑くなりそうですが、たくさんの方々のご来場をお待ちしております。
昨日は午後6時からウエルカムパーティーが開催されました。
挨拶をする城島議員
多くのご来賓が出席され、関東地区獣医師会連合会の岩上会長、城島衆議院議員からご挨拶をいただきました。
また、身体障害者補助犬達も参加してくれました。
一般口演の優秀発表の表彰式も行われ、村中東京都獣医師会会長のご発声で乾杯が行われ、パーティーがはじまりました。途中、津軽三味線の演奏なども行われ、盛会のうちに終了いたしました。

会場の風景

会場内の身体障害者補助犬

2010年8月28日土曜日

午後からは本格的にスタートです!

受付では混雑し、ご迷惑をおかけいたしました。
手作りの年次学会ですので、どうかご容赦ください。
受付の様子
動物看護師向けプログラム満員でした。着席できなかった方、申し訳ありません。

年次学会開催中!

午前10時10分から一般口演がはじまりました。
一般口演会場

企業展示会場も賑わっています。
企業展示ブース
 身体障害者補助犬も、活動を紹介するために来場してくれています。

ただいま準備中

いよいよ年次学会がはじまります。
8時から打ち合わせ会議が始まり、その後、様々な準備を行いました。
企業展示ブースも準備が進んでいます。

深夜の年次学会会場

午後3時から始まった理事会は、様々な議題に対して白熱した議論が行われ、終わったのは午後9時前でした。
お腹空いたし、疲れました〜()´д`()ゲッソリ・・・

写真は準備が整いつつある、深夜の年次学会会場です。

明日から(今日?)の2日間、熱気あふれる会場となると思います。
朝は午前8時から打ち合わせです  ̄Д ̄ =3 ハァ

頑張るぞ〜(・□・)ノ

2010年8月27日金曜日

2010年年次学会、いよいよ明日からです。

日本小動物獣医師会2010年年次学会は、いよいよ明日からです。
学術発表(一般口演)は、明日午前10時から、他のプログラムは午後1時から始まります。
29日(日)は、午前9時より様々なプログラムが準備されています。
会場は、東京品川の御殿山ガーデン ホテルラフォーレ東京です。
会場へのアクセスは、品川駅からシャトルバスが出ています。詳しくは会場のホームページをご覧ください。
暑い日が続きますが、たくさんの方のご来場をお待ちしております。

今日の午後からは理事会が開催されますので、ブログ管理者も東京へ向かいます。
開業獣医師ですので、重症の患者さんもおり、気にはなりますが、スタッフに後を任せ、ご来場頂いた方々に「来年も是非参加したい!」と思っていただけるような学会にできるよう頑張ってきたいと思います。
年次学会開催中も、学会の様子等をお伝えいたしますので、ご参加いただけない方々も、是非、このブログから年次学会の雰囲気をお感じいただきたいと思います。

2010年8月26日木曜日

高度医療も

今回の年次学会のテーマの一つがジェネラリストのための基本知識と技術の習得にあることはお知らせいたしました。
近年、二次診療施設への紹介やCTやMRIの撮影依頼など、ホームドクターとして高度医療を行う施設との連携は不可欠となっています。
しかし、主治医として紹介するのですから、依頼先へ全て「お任せ」ではなく、紹介先で行う検査で何が分かるかやなぜ高度医療が必要かの説明や、飼い主さんの不安を取り除いたり、検査結果や治療方針をさらに分かりやすく説明するなど、高度医療の知識は十分に持っておく必要があると思います。
2010年年次学会では、 ホームドクターのための高度医療をテーマとしたプログラムも準備しております。

2010年8月25日水曜日

今さら聞けない・・・・・

日々新しい情報が入って来ており、高度医療への対応が求められて来ている中でも、基礎的な知識は重要です。「今さら聞けないけど、実は良くわかっていない」事ってないでしょうか?
今回の年次学会では、ジェネラリストとして必要な基礎知識や技術の習得を一つのテーマとしています。
そのようなプログラムとして、8月28日(土)13時からの 日大の中山先生による「放射線学の基礎—読影する前に知っておきたい事ー」、同じく28日(土)日大の手島先生による「麻酔の基礎 健康体〜疾患別の麻酔」があります。どちらも小動物臨床獣医師として毎日のように行っている事ですが、それだけに意外に基礎が整理できていない事はないでしょうか?
是非、ご参加ください。

2010年8月24日火曜日

市民公開講座

以前にもご紹介しましたが、日小獣年次学会では、どなたでも無料でご参加いただける「市民公開講座」を開催いたします。
今回の年次学会では、28日(土)午後1時から5時までの予定で、学校飼育動物についての市民公開講座を開催いたします。「学校飼育動物の継続飼育〜意義と獣医師の支援の在り方」と題して、文部科学省からも講師をお迎えして、教育現場に動物達が居る事の意義やその支援について考えていきます。
また、29日(日)午後1時半からは、「自然と共に生きる」と題したC.W.ニコル氏の講演が行われます。この講演は、オレンジページ等でも紹介されました。
多くの方のご来場をお待ちしております。

2010年8月23日月曜日

学術発表(一般口演)

年次学会のほとんどのプログラムは、8月28日(土)の午後からとなりますが、学術発表(一般口演)は、午前10時からのスタートとなります。18題の発表が予定されています。
優秀なご発表に対しては、28日(土)午後6時から行われるウエルカムパーティーにて、表彰させていただきます。

プログラムはこちらからご確認ください→ 年次学会プログラム

2010年8月22日日曜日

毎日暑いですが・・・・

8月も後半というのに、毎日暑いですね。
夜も熱帯夜続きで、夏バテ気味です。
ご案内しております通り、年次学会の会場は、御殿山ガーデン ホテルラフォーレ東京です。
学会参加者の他に、ホテルを利用される方や宿泊客の方もいらっしいますので、暑い日が続く中、申し訳ありませんが、ホテルに合った服装でのご参加をお願いいたします。

2010年8月21日土曜日

事前登録

年次学会まで、あと1週間となりました。
昨日、20日で事前登録は締め切りとなりました。たくさんのご登録、ありがとうございました。
当日登録も、もちろん可能です。
ご参加お待ちしております。
会場のホテルラフォーレ東京の庭園

2010年8月20日金曜日

JSAVA NEWS

今日は年次学会関連のお話は、少しお休みしまして・・・・
発行が遅れておりましたJSAVA NEWS131号は、来週前半にはお届けできる見込みとなりました。年次学会になんとか間に合いそうです ε- (^、^; ふぅ

今号は、第2回社員総会のご報告、岡山問題の経過のご報告など盛りだくさんです。
新連載企画として、「Dr.水越の行動治療講座」もスタートいたしました。

活気のある紙面としていきたいと思っております。
「獣医事相談Q&A」、 「Dr.水越の行動治療講座」ともに会員の先生方からのご質問をお待ちしております。
詳しくは、JSAVA NEWSをご覧ください。

2010年8月19日木曜日

ランチョンセミナーも開催

8月29日(日)には、協賛企業のご協力でランチョンセミナーも行います。
◯日本ヒルズコルゲート(株)
「犬と猫の尿石症の診断と管理—動物看護師の役割のAtoZ—」
◯キリカン洋行
「T型カッタブルプレートとリコンストラクションプレートを用いた小型犬橈骨尺骨骨折の治療」
◯千寿製薬
「前眼部炎症性疾患の診断と治療」
◯ALLIANCE
「マラセチアと複合感染に対するアスマリンの基礎と臨床について」

登録時にお申し込みください:登録フォーム
事前登録は明日で締め切りです!!

2010年8月18日水曜日

ナイトセミナー

今年の年次学会でも好評のナイトセミナーを開催いたします。
今年のテーマは「上腕骨関節内骨折」と「橈骨・尺骨骨折」 です。
ナイトセミナーは8月28日(土)午後5時半〜午後8時までです。
ご参加いただくには、事前の登録が必要です。また、ナイトセミナーは定員制となっておりますので、定員になり次第、受付終了となります。

登録のお申し込みは→登録フォーム
登録締め切り間近です!お早めに!

2010年8月17日火曜日

獣医事問題Q&A

日小獣では、適正な獣医療が行われるよう、様々な取り組みを行っています。
今回の年次学会では、「獣医事問題Q&A」と題して、顧問弁護士による講演を予定しています。獣医師法、獣医療法、薬事法、狂犬病予防法、動物の愛護及び管理に関する法律など、獣医療を行ううえでも多くの法律が関係しています。また、犬や猫達も社会の一員であり、様々なトラブルの予防や解決には法律的な知識が不可欠です。
動物達のため、飼い主さんのため、そして私達獣医師自身のためにも、正しい獣医療を行えるよう、 法律的な知識は大切だと思います。
しかし、法律的な問題に対しては苦手意識をお持ちの先生方も多いかと思いますが、Q&A方式で行われる今回のプログラムは、きっと役立つものになると思います。
 「獣医事問題Q&A」は、8月29日(日)午前9時より行われます。
 日小獣ならではのプログラムです、是非、ご参加ください。

2010年8月16日月曜日

命の大切さを伝えるために

日小獣では、学校で飼育されている動物達の健康管理や動物介在教育の支援事業を通じて、子供達に命の大切さを伝えようとしています。小さな命と向き合っている小動物臨床獣医師だからこそできる活動だと思います。
 今回の年次学会では、28日(土)午後1時より、一般の方もご参加いただける「市民公開講座」として、全国学校飼育動物研究会との共催で、「学校動物の継続飼育〜意義と獣医師の支援の在り方」と題した講演を予定しています。
学校飼育動物への支援には、獣医師のみではなく、学校の先生方、教育委員会、PTA、地域の方々など多くの方のご協力が必要です。多くの方のご参加をお待ちしております。
29日(日)午前中には、「学校飼育動物診療技術研究会」として、モルモットの臨床をテーマとした講演を予定しています。また、29日(日)午後には「全国学校飼育動物担当者情報交換会」が予定され、各地での活動報告が行われます。




2010年8月15日日曜日

内科実習(エコー)、外科実習(整形外科)もあります。

日小獣の年次学会の特色の一つは、講義だけではなく、実習もあることです。
今年も、胸部・腹部の超音波検査の実習、模型を使った整形外科の実習がプログラムとして組まれています。
実習という事で、参加いただける人数には限りがあり、両実習とも、すでに定員に達してしまいました。
たくさんのお申し込み、ありがとうございました。
その他にも魅力のあるプログラムがたくさん予定されております。
プログラムはこちら→2010年年次学会プログラム
事前登録は8月20日(金)までとなっております。
登録はこちらから→2010年次学会登録フォーム

2010年8月14日土曜日

動物看護師向けプログラムも充実してます。

動物看護師は、小動物臨床獣医師の重要なパートナーとなっています。
日小獣では、動物看護師資格認定試験の実施や動物看護学全書の発行等、動物看護師の教育にも力を注いでいます。
年次学会でも、動物看護師向けの様々なプログラムが予定されています。
動物看護師の皆さんのご参加もお待ちしております。
(動物看護師向けプログラム)

2010年8月13日金曜日

身体障害者補助犬

日小獣では、盲導犬や聴導犬、介助犬など身体障害者補助犬の育成や健康管理に様々な支援を行うとともに、一般の方々への啓発活動を行っています。
今回の年次学会では、身体障害者補助犬とその利用者の方をお招きし、多くの方々に身体障害者補助犬の事を知っていただき、理解を深めていただきたいと思っております。

2010年8月12日木曜日

市民公開講座

日本小動物獣医師会では、動物愛護・環境保全にも取り組んでいます。
2010年年次学会では、どなたでも無料でご参加いただける市民公開講座として、長年、自然保護活動に取り組んでいらっしゃるC.Wニコル氏の「自然と共に生きる」と題した講演会を開催いたします。
8月29日(日)午後1時30分よりの開催です。
多くのご参加、お待ちしております。

2010年8月11日水曜日

カプノサイトファーガについてのプログラムも実施

8月10日のテレビ番組でも取り上げられたカプノサイトファーガについてのプログラムも予定しています。
多くの犬猫が保菌していると言われ、獣医師として正しい知識を持っておく必要があります。
猫から感染し、人にジフテリア様 の症状を引き起こす事が知られているコリネバクテリウム・ウルセランスについてのプログラムも予定しています。
人と動物の距離が縮まる中、身近な動物から人へ感染する病気についての正しい知識は、開業獣医師にとって必須だと思います。
他の学会にはあまりない日小獣ならではのプログラムです。

年次学会会場のご案内

会場の御殿山ガーデン ホテルラフォーレ東京は、御殿山の緑に囲まれた美しいホテルです。

ちょっとしたリゾート気分を味わいながら、学術情報を得る事もできます。
アクセスは、品川駅から徒歩10分です。品川駅からは無料送迎バスも出ています。
詳しくは、会場ホームページhttp://www.laforethotels.com/tokyo/access/index.html
をご覧ください。

事前登録受付中です!

事前登録、受付中です。
勤務医の先生からベテランの先生まで、小動物臨床獣医師にすぐに役立つ
プログラムが組まれています。

多くの先生方のご登録、ご参加をお待ちしております。

登録は、お送りしておりますサーキューラー同封の振り込み用紙、または
こちらhttp://www.jsava.com/2010gakkai/entryform.htmlからも可能です。